<aside> <img src="/icons/user-circle-filled_lightgray.svg" alt="/icons/user-circle-filled_lightgray.svg" width="40px" /> 二つ名:歌詠みの蠱毒王 性別:♂ 身長:180cm程度 尻尾:中 一人称:己(オレ) 二人称:お前、呼び捨て
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17世紀頃に行われた蠱毒の儀式の生き残り。
複雑な成分の毒を体内で精製できる体質。
桁外れの毒耐性を有しているため、薬も効かない体質である。
蠱毒の主催から「生き残った者には地位と権力を与える」と聞いた欲深い親族たちにより、半ば強制的に蠱毒に参加させられた。
親族たちはその当時の黒檀よりも腹違いの弟である紫檀の方が賢かったこともあり、なんの役にも立たない黒檀を差し出して口減ししようと目論んでいた。万が一黒檀が生き残れば一族に地位と権力が与えられるのだから儲けものである。
傲慢かつ冷酷で残忍な性格で、他者を殺すことに何の躊躇いも無くなってしまった。
最後まで黒檀を気遣っていた紫檀以外の親族を鏖殺している。
老若男女問わず美しい者を手籠にしては、「飽きた」と言って毒酒で毒殺する悪癖がある。
その一方で、和歌や聞香を嗜んだり、風光明媚なものをこよなく愛する風流人の側面も有している。
特に梅の花が好き。
黒檀を危険視した瑜伽により、紫檀共々無何有山内の邸宅に軟禁されている。
現在は無害だと判断されたため、無何有山の外に出ることを許され、都市でデザイナーとして人間に紛れて働いている。