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<aside> <img src="/icons/user-circle-filled_lightgray.svg" alt="/icons/user-circle-filled_lightgray.svg" width="40px" /> 二つ名:見習い薬酒師 性別:♂ 身長:170cm程度 尻尾:小 一人称:私、僕 二人称:あなた、〜さん、〜様、呼び捨て

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黒檀の腹違いの弟。

謙虚かつ真面目で穏やかな性格。物覚えが早い。

妾の子であった紫檀を疎むことなく可愛がってくれた上に、早々に才能を見出してくれた兄を尊敬している。

そのため親族たちが黒檀を蠱毒の儀式に差し出すことが決まった際、紫檀だけは反対していたが止めきれなかった。

しかし、止めきれなかった理由として「自分の命が惜しかった」ことが根底にあるため、黒檀が生還した後も後悔と自己嫌悪に苛まれている。

薬学の道を志しており、薬草等に詳しい鉄舟に師事している。

建前は「兄の毒による犠牲者を減らすため」ではあるが、本音は「兄がこれ以上誰からも恨まれないため」である。

紫檀が独自にブレンドした薬草を壺の中で発酵させて作った『百薬酒』は恐ろしく苦くエグみが強いが、飲めば一日で風邪が治り、患部に塗ればたちまち痛みがおさまる優れ物である。

「良薬口に苦し、ですよ。ちゃんと飲んで早く治しましょうね」

「僕が兄さんに殺されなかったのはたまたまだよ。僕は兄さんの気まぐれで生かされているんだ」